【Apache】リバースプロクシ下でログに正常な IP アドレスを記す

以前の記事で、nginx のリバースプロクシ機能を使い、Apache を裏方として動かすことにしたのですが、そうなると一つ問題がありました。Apache のログに記される要求元アドレスが全て nginx のアドレス、つまり 127.0.0.1 になってしまうのです。

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127.0.0.1 - - [29/Jul/2012:21:00:40 +0900] "GET /2012/07/mountain-lion-apache.html HTTP/1.0" 200 6823 "https://blog.delphinus.dev/" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.8; rv:14.0) Gecko/20100101 Firefox/14.0.1"
127.0.0.1 - - [29/Jul/2012:21:00:40 +0900] "GET /styles.css HTTP/1.0" 200 1063 "https://blog.delphinus.dev/2012/07/mountain-lion-apache.html" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.8; rv:14.0) Gecko/20100101 Firefox/14.0.1"
127.0.0.1 - - [29/Jul/2012:21:00:40 +0900] "GET /mt.js HTTP/1.0" 200 9601 "https://blog.delphinus.dev/2012/07/mountain-lion-apache.html" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.8; rv:14.0) Gecko/20100101 Firefox/14.0.1"

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MovableType 5.2b2 & nginx でプラグインの CGI が動かない?

前回 MovableType 5.2b2 を nginx + PSGI/Plack で動作させるところまで行きました。この方式では、以下の図のように動的コンテンツは Starman(PSGI/Plack)で、静的コンテンツは従来通り Apache で配信されます。

120825-0003.png

このとき、/mt 直下にある .cgi ファイルは Starman で元気に動いているのですが、この前導入した「ほぼ指定日投稿プラグイン」を動かすことが出来ませんでした。

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MovableType 5.2b2 を nginx + PSGI/Plack @ Mountain Lion な環境で動かす

MovableType 新版のベータ版がリリースされています。新バージョンの目玉はなんと言っても nginx + PSGI/Plack 環境に対応し、大幅な高速化が図られたことです。

Movable Type ベータ
http://www.movabletype.jp/beta/52/index.html
nginx – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Nginx
PSGI/Plack – Perl Superglue for Web Frameworks and Web Servers
http://plackperl.org/

バージョンアップするに辺り、今まで Apache で運用してきた環境をそのまま生かすため、静的コンテンツは Apache で、動的コンテンツ(MovableType の .cgi)は Starman + PSGI/Plack で動かすことにします。PSGI/Plack 自体は Web サーバを選ばないのですが、MovableType 5.2 のドキュメントによると Starman がいいらしいです。

さらに nginx を Reverse Proxy として使うので、図に書くとこんな感じ。

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Mountain Lion で Image::Magick と PHP のトラブル

前回 やっと MovableType の起動までこぎ着けたのですが、まだまだ動作がおかしいです。

MovableType 起動!しかし……

MovableType が起動したのですが、今度は Image::Magick が見つからないとか申しよります。いいよ、もう。わかったって。入れ直せばいいんでしょ。

$ brew doctor
# brew の状態もおかしかったので逐次修正。
$ brew -v install imagemagick
$ cpanm -v Image::Magick
(中略)
Magick.xs:60:10: fatal error: 'magick/MagickCore.h' file not found
#include <magick/MagickCore.h>
^
1 error generated.
make: *** [Magick.o] Error 1

以前もここで引っかかった気がするぞ。Makefile.PL を修正します。

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Mountain Lion で Apache が起動しない?

前の記事 で MovableType のバックアップと、OS 自体のアップデートは完了しました。

で、マシンが再起動してローカルでサーバを見てみると、案の定、トップページがバグってます。

httpd.conf の設定

まあどうせ httpd.conf あたりが書き換わってるんでしょ? ってことで見てみると、(たぶん)以前のファイルが /etc/apache2/httpd.conf~previous にコピーされ、httpd.conf が新たに作成されていました。

diff とってみてみたところ、モジュールの記述が消えていたので、以下を追記しました。

LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
LoadModule fcgid_module libexec/apache2/mod_fcgid.so

うん。これでも起動しません。Fastcgi の再インストールが必要です。

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Mountain Lion を入れてみました

リリースされたのは昨晩(7 月 25 日)の 9 時半頃だったのでしょうか? 待ちくたびれて夕ご飯作るために台所に立ってた間に公開されたようです。

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まあ Vim が動けば何でもいいんです

それからも、何度かダウンロードを試みるも開始できず、やっと完了したのは 12 時を過ぎてから。まだまだ時間がかかりそうだったので、インストールを開始したまま寝てしまいました。

朝起きると何の問題もなくインストール完了。今まで入れていたソフトも見たところ、問題なく動いています。(とりあえず、FirefoxKeyRemap4MacBookiTerm2 あたりが動いてるので文句は無し)

ぱっと見でわかるのは、リマインダーメッセージ のような iPhone 由来のアプリケーションが増えたこと、通知センターのアイコンが画面右上に出来たことくらい。

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【Vim】Alt キーを Meta キーとして使う

ターミナル上で Vim を使う場合、<M-x> などの Meta + 何とか というキーバインドが使えなくて困ることがあります。

Meta解説)は普通の PC に付属するキーボードには存在しないため、<Esc>xEsc を押して離し、次に x キーを押す)という動作で代替します。

ところが、この Esc がくせ者です。Vim の Insert モードで <Esc>x とやると、ノーマルモードに戻ってx を押した と判定され、期待と全く違った動きをします。

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