「ソースコードは必ず 80 桁目で折り返さないといけない」 というのは遠く COBOL 時代から続く風習であり、昨今の若者にとっては理解しがたい慣習の一つかもしれませんが、プロジェクトによってはこれが厳守事項だったりすることもあるでしょう。
ソースコードは横80カラム以内で折り返すべき? – QA@IT
http://qa.atmarkit.co.jp/q/2342
僕もこの 80 桁教信者 の一人でして、自身が書く場合は必ずコードを 80 桁に収めるようにしています。Macbook Air 11inch の狭いモニタだと、ウィンドウを 2 つ横に並べた状態で丁度読みやすい幅になるんですよね。
vim にはこのような入力方法を助ける機能として 'textwidth'
がありますが、補助的に、'colorcolumn'
を使うと便利です。
たとえば、次のように設定すると、
set colorcolumn=80
80 桁目に印が付くので、分かりやすいです。
でも、便利だけど見た目がちょっとかっこわるいなー、と思ってたら、いい方法が Twitter に流れてきました。
Different background color in Vim past 80 columns | Who Says Penguins Can’t Fly?
http://blog.hanschen.org/2012/10/24/different-background-color-in-vim-past-80-columns/
execute "set colorcolumn=" . join(range(81, 9999), ',')
このように設定すると 81 桁目以降全ての色が変わるのでいい感じです。全角文字の部分がちょっといまいちですが、これはまあしょうがない。
ヘルプにもありますが、画面描画がある程度遅くなりますので、そこは注意しましょう。僕が試した感じでは、se cc=80
の時点でちょっとだけ遅くなったのはわかりましたが、81 桁目以降を全部塗ったときも重さは変わりませんでした。