Mac miniのメモリを8GBに増設

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WiredとActiveで8割弱を占め、Page insに対してPage outsが43%。しかもSwapが6GBってこれ、実メモリの1.5倍もある!

ってことでメモリを増設することにした。調べてみると、過去のMac miniではメモリを8GBに増設すると激しく不安定になることがあったようだ1が、現行モデル(MC239J/A)では特に問題は見つからない。

早速秋葉まで行って次のメモリを買ってきた。

秋葉原アーク(ark)PC
DDR3 204Pin S.O.DDR3-1066 4GB Micron純正品
http://www.ark-pc.co.jp/item//code/11300163

増設作業は前に書いたHDD→SSD換装(その1その2その3)とほとんど同じである。(OSのリストアは必要ない) 一応今回もいくつか画像を載せておこう。

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findについての覚え書き

一定数の新しいディレクトリを残して、古いものだけ削除する。例えばこんなときに、

$ ll -d upload_*
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 20:21 upload_1266232894
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 20:26 upload_1266233148
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 20:29 upload_1266233372
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 20:37 upload_1266233808
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 20:40 upload_1266234035
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 21:02 upload_1266235350
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 21:05 upload_1266235518
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 21:07 upload_1266235658
drwxr-xr-x 2 apache apache 4096  2月 15 21:14 upload_1266236074

新しい3個だけ残して後は全て削除するときはこうする。

$ find -maxdepth 1 -name 'upload_*' | sort | head -n -3 | xargs rm -fr

事前に削除するファイルを確認したいときは-printfオプション。

$ find -maxdepth 1 -name 'upload_*' -printf '%p ; %t\n' | sort | head -n -3
./upload_1266232894 ; Mon Feb 15 20:21:52 2010
./upload_1266233148 ; Mon Feb 15 20:26:06 2010
./upload_1266233372 ; Mon Feb 15 20:29:49 2010
./upload_1266233808 ; Mon Feb 15 20:37:10 2010
./upload_1266234035 ; Mon Feb 15 20:40:54 2010
./upload_1266235350 ; Mon Feb 15 21:02:49 2010

単純に一日(24時間)以上前のものを削除するだけなら、

$ find -maxdepth 1 -mtime +0 -name 'upload_*' -printf '%p ; %t\n' -exec rm -fr {} \;

  • -mtimeオプションの引数は実際の日数より一つ少ないものを指定する。
  • -execオプションはセミコロンで終わるが、バックスラッシュ(円マーク)でエスケープしないとシェルに検知されてしまう。
  • 日単位ではなく、分単位で指定するときは-mtimeオプションではなく、-mminオプションを使う。

VimでPerldocを引く(Unix系OS編)

100213-0001.png

Perlでごりごり書いてるときに、モジュールのドキュメントが読みたくなることはよくある。GNU Screen + Vimでやってるときは別のウィンドウで「perldoc モジュール名」でもいいのだが、GVimではそういうわけにも行かない。

そんなときに便利なのが次のプラグイン。

PERLDOC2 – Perldoc with sytnax highlighting in vim : vim online
http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=2171

インストールは以下の手順で行う。

  1. CPANからPod::Simple::Vimモジュールをインストール1
  2. ダウンロードしたzipファイルの中身を~/.vimに解凍する
  3. .vimrcに次のような記述を追加
" Perldoc表示用
let g:Perldoc_path=expand("$HOME")."/.vim/perldoc_cache/"

expand以下がキャッシュディレクトリだ。ディレクトリ作成したりするのが面倒なら、単に「expand("$TEMP")."/"」とだけ指定しておけばいいかもしれない。使用法はコマンドモードで

:Perldoc モジュール名

とするとドキュメントが引ける。これだけでも十分読みやすいのだが、いくつか不満点があるので改良した。

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Mac OS XにWebalizerをインストール → DNSCacheでハマる

webalizer.png

Mac OS XにWebalizerをインストールしてみた日記。とりあえずいつも通りMacPortsを使ってみる。

$ sudo port install webalizer

すると/opt/local/etc/webalizer.conf.sampleというサンプルの設定ファイルが出来ているので、それを見ながらオリジナルのファイルを作成。設定ファイル内のコメントと、ここら辺を見て書いた。

Webalizer について
http://www.sea-bird.org/doc/Solaris8/webalizer2.html
5-7. Webalizer-ログ解析ソフト: 自宅サーバプロジェクト
http://saba.nitty-gritty.org/400web/55_webalizer.html

設定内容は↑のリンク集そのまんまだが、注意すべきところは次の3行。

HTMLHead    <META http-equiv="content-type" content="text/html; charset=euc-jp">
DNSCache    /var/log/apache2/dns_cache.db
DNSChildren 10

まず1行目のHTMLHeadだが、これは作成される解析ページに追加する<meta>タグを指定する。メッセージを日本語にする(方法は下に書く)時には、このタグがないと文字化けしてしまう。

2,3行目はDNSキャッシュの指定だ。一度調べたホスト名をデータベース化しておくことで、解析ページ作成にかかる時間を短縮する。便利なオプションなので必ず指定しておきたい。……のだが、早速実行してみるとこれが問題だった。

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ネットワーク上のコンピュータのMACアドレスを知る

備忘録。使っているNAS(Buffalo LS-WXL/R1)に対してDHCPで固定アドレスを割り振ろうと思ったが、こいつは本体の管理画面からMACアドレスを知る方法がない。どうしよう?

と言うときに使うコマンドはこれ。

$ arp -a

これだけで既知のMACアドレスを出力してくれる。知りたい機器に事前にpingしておいて、このコマンドを叩けばよい。

実行例
100207-0001.png

もっとも、後で調べると、Macアドレスのことは管理ソフトNASNavigator2を使うことで可能だった。CDとして製品に付属するのはWindows版のみだが、Mac版が製品本体の中、/info/Japanese/NASNavi2/Macintoshディレクトリに保存されている。

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【画像付き】Mac mini HDD 換装(その3〜NASからOSをリストア〜)

前々回前回と続いてきたがこれで最後。工作の時間は終わって後はOSのリストアだ。

OSのリストア

IMG_0967.JPG

画像右の黒い物体はBUFFALOのNAS。こいつにバックアップしておいたTime Machineのイメージからリストアを行う。

〈リンクステーション〉 RAID機能搭載 ネットワーク対応HDD | LS-WXL/R1シリーズ
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ls-wxl_r1/

Mac miniの電源を入れ、すぐさまDVDドライブに”Mac OS X install DISC”を挿入した。

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