最新版GNU Screenで縦分割(その3〜captionとhardstatusについて〜)

これはその1〜導入編〜その2〜設定ファイルについて〜の続きです。

defbce on
attrcolor b ".I"
term xterm-256color
termcapinfo xterm-256color 'is=^[r^[m^[2J^[H^[?7h^[?1;4;6l'
defscrollback 1000
altscreen on
escape ^Zz
vbell off
bell_msg "Bell in window %^G"
autodetach on
shell $SHELL
startup_message off
logfile "$HOME/.screen/screen-%Y%m%d-%n.log"
deflog on
shelltitle '$ |bash'
caption always "%{= Rk} %?%F%{b kr}%? %?%h%:%t (screen #%n)%? %{-}"
hardstatus alwayslastline "%{= Gk} %-Lw%40L>%{b kg} %n %t %{-}%+Lw%-040=%{b km} %l %{.b} %Y/%m/%d %C:%s %A "
sorendition "= Rk"

では一番難解なcaptionhardstatusの解説だ。そもそもcaptionhardstatusの違いは何か。

いろいろ理屈はあるが、これだけ覚えておけばいい1

caption     => 各ウィンドウに一つずつ
hardstatus  => 全体で一つだけ

まずはcaptionから説明しよう。

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最新版GNU Screenで縦分割(その2〜設定ファイルについて〜)

Mac OS Xでやってみる

100202-0002.png

前回と同じことをSnow Leopardでやってみる。今度も最新ソースではやっぱりダメで、一つ前のものを持ってきた。

screen.git –
http://git.savannah.gnu.org/cgit/screen.git/commit/?id=a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b

$ tar zxvf screen-a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b.tar.gz
$ cd screen-a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b/src
$ autoconf
$ autoheader
$ ./configure --prefix=/usr/local --enable-colors256
$ make && sudo make install

注意点は5行目のconfigure。CentOSの時は必要なかったのだが、今回は明示的に”--enable-colors256“を指定しないと、256色表示が有効にならなかった。

次は前回スルーした設定ファイルについて。

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最新版GNU Screenで縦分割(その1〜導入編〜)

gitで最新ソースを手に入れる→失敗

表題のことをしようと思って最新ソースを手に入れることにした。まずはVMware上で使ってるCentOSでやってみる。

$ sudo yum install git
$ git clone git://git.savannah.gnu.org/screen.git
$ cd screen/src
$ autoconf
$ autoheader
$ ./configure --prefix=/usr/local
$ make && sudo make install

“autoconf”と”autoheader”でいろいろ警告が出たが無視して続行。無事インストールも出来たので早速起動すると……

$ /usr/local/bin/screen
[screen caught signal 11.]
$

……えっ!? なんか知らんが起動しない。でも.screenrcを削除してみると起動する。いろいろ試した結果、次の一文で落ちてることがわかった。

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