Mac OS Xでやってみる
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前回と同じことをSnow Leopardでやってみる。今度も最新ソースではやっぱりダメで、一つ前のものを持ってきた。
screen.git –
http://git.savannah.gnu.org/cgit/screen.git/commit/?id=a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b
$ tar zxvf screen-a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b.tar.gz $ cd screen-a6eea7b4d6dd3e4385919b4a50a58688f9a6b52b/src $ autoconf $ autoheader $ ./configure --prefix=/usr/local --enable-colors256 $ make && sudo make install
注意点は5行目のconfigure。CentOSの時は必要なかったのだが、今回は明示的に”--enable-colors256“を指定しないと、256色表示が有効にならなかった。
次は前回スルーした設定ファイルについて。
設定の見直し(続き)
前回スルーしてた.screenrcの設定について。ちょっとだけ見直してこんな感じになった。
defbce on
attrcolor b ".I"
term xterm-256color
termcapinfo xterm-256color 'is=^[r^[m^[2J^[H^[?7h^[?1;4;6l'
defscrollback 1000
altscreen on
escape ^Zz
vbell off
bell_msg "Bell in window %^G"
autodetach on
shell $SHELL
startup_message off
logfile "$HOME/.screen/screen-%Y%m%d-%n.log"
deflog on
shelltitle '$ |bash'
caption always "%{= Rk} %?%F%{b kr}%? %?%h%:%t (screen #%n)%? %{-}"
hardstatus alwayslastline "%{= Gk} %-Lw%40L>%{b kg} %n %t %{-}%+Lw%-040=%{b km} %l %{.b} %Y/%m/%d %C:%s %A "
sorendition "= Rk"
最後の3行、”caption”、”hardstatus”、”sorendition”はかなり難解。僕も理解できてるか怪しいので次回に回そう。その他の設定について。
# 現在の背景色で消去する defbce on # 太字には明るい色を使う attrcolor b ".I" # 256色表示設定 term xterm-256color # PuTTYで接続したときにウィンドウの大きさを変更しないようにする termcapinfo xterm-256color 'is=^[r^[m^[2J^[H^[?7h^[?1;4;6l'
2行目がないとVimなどで妙なことになる。
bce offのとき。背景色がおかしい。
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bce onのとき。ちゃんと表示される。
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8行目は↓ここ参照。この設定にしないと、PuTTYで接続したときに、screen -rやるたびにウィンドウの大きさが変更されて非常に困る。
puttyでscreen起動時にWindowサイズが勝手に変更される件 – 三次元日誌
http://d.hatena.ne.jp/ousttrue/20080511/1210494446
上のリストで色つきで表示している”^[“はエスケープ文字なので入力に注意しよう。VimならばCtrl+V ESCの順に入力すると可。
# スクロールバッファは最大1000行にする defscrollback 1000 # 別画面サポート。Vimやless使うときに便利 altscreen on # コマンドキーをCtrl+Zにする escape ^Zz # ビジュアルベル(画面全体が点滅する)を切る vbell off # ベルの時はメッセージ(+音)を出す bell_msg "Bell in window %^G"
例によって、18行目の”^G“の入力には注意しよう。VimでやるならCtrl+V Gだ。
# 端末が落ちたら自動的にデタッチする autodetach on # 新しいウィンドウを生成するときのコマンド shell $SHELL # スタートアップメッセージを消す startup_message off # ログファイルのファイル名 logfile "$HOME/.screen/screen-%Y%m%d-%n.log" # 標準でログをとる deflog on # ウィンドウのタイトル指定 shelltitle '$ |bash'
30行目のshelltitleは少し複雑。ウィンドウのタイトルをそのコマンドにしてくれるための設定だ。……なのだが、今試してみたらなんかうまくいってない(・3・)アルェー 次回までになんとかしよう。
さて、残る”caption“と”hardstatus“は書いてるうちにどんどん長くなってしまったので、次回にしよう。今日はここまで。

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