正確には、Magix Box の断線なんですけどね。Hyper Box ってのは Macbook の充電に使えるバッテリーです。
HyperJuice製品 | act2.com
http://www.act2.com/hyperjuice/
Macbook Air の何が気に入らないって、その電池の容量の少なさです。VMware Fusion で Windows と Mac を行ったり来たりしながら作業してると、満充電でも2時間くらいしか保ちません。
そこで外部バッテリーの出番なのですが、厄介なことに MacBook の電源端子は Apple 独自仕様のためサードパーティーからは販売できないらしいのです。
HyperJuice はそれを回避するため、航空機機内用充電アダプタに変換コネクタをかますことで給電(充電ではない)させるという荒技で解決しました。が、これは文字通り「給電」のため、常にケーブルを接続しておかねばならず、大変不便です。
そこで、HyperJuice のスタッフはとんでもないことを思いつきました。販売が許されないのなら、部品だけ与えてユーザーに組み立ててもらおうというのです。
この部品は Magic Box という名で販売されています。ケーブルと工具が入っていて、Web から落とせる説明書の通りにユーザーが電源ケーブルを自作するのです。この辺は既にいろんなところでレポートされているのでそちらを見てください。
[Mac] HyperJuice + Magic Boxが届きました! | matuダイアリー
http://d.matu.biz/archives/320
さて、この状態で使い続けてから一年を過ぎたのですが、この Magic Box の調子が悪くなってきました。
ランプも付いて Mac の画面でも充電マークが付いているのに、実は電池ががんがん減ってたりして精神的にも物理的にも悪い兆候が見えました。
そしてある日、とうとう充電が全く出来なくなりました。そこで、もう壊れてもいいやってことで分解してみると、中のケーブルが焼き切れていたのです。
中身の工作精度のあまりの低さにがっかりしましたが、その単純な構造が幸いして(?)直すのも簡単そうです。10 年以上押し入れに入れっぱなしだった半田ごてを持ってきてもう一度つなぎ直してみました。
余りに久々だったため、緊張しすぎて途中の写真を撮るのを忘れてましたorz 何とか工作も終わり、現在は無事「充電」出来ているようです。まだまだ使えそうです。