さて、前回の記事で iPhone5 をとりあえず使えるところまでを書きましたので、次は使用感などを書いてみます。
iOS6 の目玉、マップの Flyover を使ってみました。iPhone5 買ったよ!と言って人に見せるのにはこの機能が一番インパクトがでかいですね。
このレベルのグラフィックで、360 度の回転、拡大縮小がスムーズに動きます。PC で Google Earth 使えば既に出来たことですが、携帯機でこれだけできるのは感激ですね〜。
……でも正直それだけの機能です。何しろ、日本のどの都市も 3D 化されていない という致命的な弱点がありますので、ニューヨーク、ロンドン、ローマ辺りを廻ってみて、へー、スゴいね、で終わりです。なんだかな〜。
もう一つ見た目のインパクトとしては、画面が大型化(3.5 インチ → 4 インチ)して 16:9 の縦横比になったことです。
すでにこの縦横比に対応したアプリはたくさんリリース(またはアップデート)されております。お気に入りの Wikipedia 閲覧ソフト Wikipanion も対応してくれたので嬉しいです。
非対応アプリの場合は右のように表示されます。上下に黒い帯が出来ますので黒 iPhone を使っている場合は目立たないので素敵です。(画像は Living Earth HD)
もう一つ、16:9 に対応したことで動画再生時にサイズに悩むことがなくなったのも嬉しいですね。今までは iPhone 用に 3:2 の動画を作るか、黒枠をガマンする、画面を拡大して左右をちょん切って表示する、などの選択肢しかありませんでした。
しかし、肝心の AirVideo がまだ対応してないんですよね〜。早く対応しないかな。
個人的に気になる変更点としては、イヤホンジャックが下に移動したことです。これだと Lightning ケーブル とイヤホンが絡まりやすくってちょっと困ります。尤 も、iPod Touch も下側にありますからこれは慣れなのかな。
最後に……、ここまであえて触れずに来たことですが、地図アプリの酷さは壊滅的です。最早使い物にならないと言って良いです。仕事などで地図を多用する人はこれだけで購入を躊躇すると思います。
既に Google がアプリを申請中という話ですのでそれを待つか、あるいは代替策がいろいろ共有されていますからそれでしのぐしかないですね。
GoogleがMaps for iOS 6のストア登録申請済みでAppleの審査待ちとの噂 | パソコン | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2012/09/21/064/
スカスカでストリートビューも無し〜iOS 6の地図で困った時になんとかしのぐ方法
http://ipodtouchlab.com/2012/09/ios6-tips-without-google-map.html