サーバーはそのままにして、コマンドラインから使う mysql
コマンドラインだけを最新版にしたいことがあったのでメモ。昔は configure
のオプションを使って、
$ ./configure --without-server
このように指定することで可能だったのですが、最近のバージョンでは CMake を使うようになっており、やり方が変わってました。
CMake のインストール
CMake のインストール。これは簡単です。
$ curl -LO http://www.cmake.org/files/v2.8/cmake-2.8.8.tar.gz $ tar zxvf cmake-2.8.8.tar.gz $ cd cmake-2.8.8 $ ./configure $ make && sudo make install
MySQL のインストール
まずはダウンロードして解凍まで。
$ curl -LO ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/db/mysql/Downloads/MySQL-5.5/mysql-5.5.25a.tar.gz $ tar zxvf mysql-5.5.25a.tar.gz $ cd mysql-5.5.25a
ここからコンパイルなのですが、configure
と cmake
ではオプションが全然違います。
MySQL :: MySQL 5.5 Reference Manual :: 2.9.4 MySQL Source-Configuration Options
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/source-configuration-options.html
とりあえず今回は --prefix
に当たる、CMAKE_INSTALL_PREFIX
オプションだけを付けました。
$ cmake . -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt/mysql-5.5
コンパイルする前に、client
ディレクトリへ移動します。これで目的の CUI ツールだけがインストールできます。
$ cd client $ make && sudo make install
これで完了です。