「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」感想


待ってました! 鬼才ガイ・リッチー監督によるシャーロック・ホームズ新章。前作は今までのホームズ映画と全く違う描き方で賛否両論を巻き起こしながらもアカデミー賞その他を堂々受賞。マドンナと連れ合って以来すっかり冷たくなってしまったガイ・リッチー監督の復活作となりました。

このシリーズの特徴はそのアクション。監督の出世作スナッチ以来の特徴である、ストップモーションと早送りを駆使したアクションシーンはさらにパワーアップ。

通常のホームズは人並み優れた頭脳で謎を解き、犯人を追い詰めますが、今作のホームズは独り敵地に潜入して大暴れ。“最強の敵”モリアーティ教授ともグーで殴り合う(未遂だけど)のだから恐れ入ります。

ロンドン市街しか描かれなかった前作と違い、今作はヨーロッパを股にかけてアクションが繰り広げられます。登場間もない(?)マシンピストルが出てきたり、ガトリング砲で撃ちまくられたり、ライフルでの狙撃戦があったり、最後は列車砲が炸裂したり、最早なんの映画かわかんない。

原作をあまり知らない僕は純粋なアクション映画として楽しめましたが、ファンの中には不快感を示す人も多いようで……。でも今作も大ヒットしてるし、続編でもこの路線を継続するでしょう。

ホモっぽいとしてよくネタに上がるワトソン役のジュード・ロウですが、今作でもホームズ役のロバート・ダウニー・Jrとの濃厚なホモシーン__美しい友情__が描かれていてほほえましいです。

男性陣の印象が強いせいか女優がいまいち目立たないのも相変わらず。ジプシー(これは差別用語なのかな?)の女役を演じたノオミ・ラパスエイリアンシリーズの最新作「プロメテウス」への主演が決定してるそうです。そっちに期待です。

One thought on “「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」感想

  1. 映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム 」見どころギッシリのシリーズ最新作

    「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム 」★★★☆
    ロバート・ダウニー・Jr.、ジュード・ロウ、
    ノオミ・ラパス、ジャレッド・ハリス、
    スティーヴン・フ…

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