ネタバレ感想をアップしました。→ こちら
今日は「タイタンの戦い」を見に行くつもりだったのだが、ネット上で余りにも評価が低いために弟が尻込みしてしまった。代案としてこの映画に誘ったのだが、アニオタではない弟は明らかに不満そう。それを押して無理矢理連れて行ったのだが……。
うん。こりゃ訳わからんね。ストーリーが余りに詰め込みすぎ! 中盤以降は現実と妄想が入り交じった演出で、一度見ただけじゃ全部は理解できないだろう。公式サイトの隠しページを読んだことで幾分謎は解けたが、う〜む、こりゃ「わかろうと努力する人にしかわからない」映画の典型だな。僕みたいに映画の謎解きについて見た人と話したり、ネットで情報収集したりする人種にはうってつけだけども、家族連れなど一般人には合わなそう。
……という心配は已に杞憂であり、場所が場所(池袋)ではあったが、周りの観客はよく訓練されたオタクどもばかりであった。
絵柄はそこまでオタ向けではないし、展開も徹頭徹尾シリアスでアクションシーンも豊富(ちょっとグロいけど)。ストーリーがもう少し分かり易ければ一般人にも勧めやすいのだが……。地方ではガラガラだという報告も挙がっていたしちょっと心配だ。
ちなみに原作の知識は全くない状態での鑑賞だった。帰りに本屋で全巻大人買い(たった 6 巻)したので、読んだら又感想をここに書くかも知れない。書きました。→ こちら
以下どうでもいい話題。
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冒頭の、主人公が目覚めてからの展開が映画版「バイオハザード」とそっくりなのがちょっと気になった。システムの名称が「アリス」ってのもそれを助長している(「バイオ」では「赤の女王」だったけどね)。
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見終わった後、弟が「オビ=ワン・ケノービ(森川智之)とハン・ソロ(磯部勉)とアナキン・スカイウォーカー(矢島晶子)が競演なんて!」と言っていたが、そんな見方したのはあの劇場で多分こいつだけだ。キャストはベテランと、最近の売れっ子が勢揃いって感じだった。声オタ的にも満足であろう。
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海外版予告編もあった。これだけ見ると完全にバイオレンス & パニック映画にしか見えないなw