Powerline が重いとか都市伝説を信じてる奴ってまだいるの?(5日目 powerline-daemon 編)

Powerline についての記事、これで 5 つ連続してますね。

題名はホッテントリメーカーです。イヤいるんですけどね、僕とか。

前回やたらとセグメントを追加したおかげで、動作がもっさりしてきたかもしれません。というか僕がそうでした。そういう方は第 2 回に名前だけ紹介した powerline-daemon の利用を検討してみましょう。

Continue reading

Powerline に○○が表示されない? なら作ればいいじゃない(4日目 tmux 編)

前回前々回に引き続き、今回は tmux のステータスラインにセグメントを追加してみます。

全ては例によって .config/powerline に上げておりますので、完全なものはそちらを参照してください。

前々回挙げたものと同じですが、こんな感じに作りました。

iTerm2 + tmux + vim + Powerline

iTerm2 + tmux + vim + Powerline

Continue reading

Powerline を最新の Unite に対応させる(3日目 local_themes 追加編)

Powerline 解説記事 3 つ目です。意外と続きますね。

みんな大好き Unite ですが、最近大きな修正があり、情報がステータスラインに表示されるようになりました。

見やすくはなったんですが、これは Powerline のようにステータスラインを書き換えるプラグインとバッティングしてしまうんですね。

今回は Powerline の local_themes という機能を使ってこれに対応してみます。以下のような表示が出来れば成功です。

Unite ウィンドウの例

Unite ウィンドウの例

ただ……、この記事書いてから気付いたんですが、この件に関する修正は既に pull request されています。追っ付けメインブランチにもマージされるでしょう。

旧版である vim-powerline の場合も既に対応する記事が出ております。

unite.vim のステータスを vim-powerline で表示する – C++でゲームプログラミング
http://d.hatena.ne.jp/osyo-manga/20130429/1367235332

Continue reading

本当は優しい Powerline(2日目 セグメント追加編)

“編”とか書きましたが、続くんですかね。

iTerm2 + tmux + vim + Powerline

iTerm2 + tmux + vim + Powerline

前回は Python 版の Powerline についてレポートしましたが、相も変わらず怒濤の勢いで更新されておりまして目が離せません。

前回の記事から更新された点で、前バージョンである vim-powerline紹介記事)からの改善点をいくつか挙げますとこんな感じです。

テーマやカラースキームがリアルタイムに反映されるようになった
vim や tmux の再起動を待つ必要がありません。
表示内容によってグラデーションがかかる表示が出来るようになった
たとえば CPU 使用率のセグメントでは、0% のとき緑色、50% のときオレンジ色、100% のときは赤色、など、色が自然に変わります。
powerline-daemon によって Powerline プロセスが永続化できるようになった
厳密には、これは別のプロダクトなのですが、powerline-daemon を使うと、Powerline プロセスを毎回起動する際のオーバーヘッドがなくなり、CPU 使用率を削減できます。

最初から用意されているセグメントは基本的なものばかりですので、欲しいセグメントはどんどん自分で書いて追加していきましょう。今日はその辺をまとめたいと思います。

Continue reading

Linux で GUI を使わずに Dropbox をインストールする

Dropbox は複数の端末で簡単にファイル共有が行えるすばらしいソフトだが、標準のインストーラは GUI 版で、サーバー機などの X がない端末のことは考えられていない。その場合は Python によって書かれたインストールスクリプトを使うことが勧められている。

TipsAndTricks/TextBasedLinuxInstall – Dropbox Wiki
http://wiki.dropbox.com/TipsAndTricks/TextBasedLinuxInstall

では手順通りにインストールしてみよう。

Continue reading

keyhac で Emacs 風ショートカットを定義する

キーカスタマイズソフト keyhac において、“複数のキー入力へアクションを割り当てる”ことが可能になっていた。要するにこれは、Emacs 風のショートカットを実現するためのものだ。

from keyhac import *

def configure( km ):
    # グローバルキーマップ
    kmg = km.defineWindowKeymap()

    # “切り取り”は C-W に退避させておく
    kmg[ "C-W" ] = "C-X"

    # マルチストローク設定
    kmg[ "C-X" ] = km.defineMultiStrokeKeymap()
    # 開く
    kmg[ "C-X" ][ "C-F" ] = "C-O"
    # 上書き保存
    kmg[ "C-X" ][ "C-S" ] = "C-S"
    # 名前をつけて保存
    kmg[ "C-X" ][ "C-W" ] = "A-F", "A"
    # 終了
    kmg[ "C-X" ][ "C-C" ] = "A-F4"

これにより、Control を押下したまま、XC と順に叩いてウィンドウを閉じることができる。さらに応用として、

Continue reading