【Vim】Putty + Ricty + Proggy で快適コーディング

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その昔、【GVim】Proggy + Osakaで快適コーディングという記事を書いたのですが、当時から 2 年も経って Putty + Vim な環境もずいぶん変わりました。個人的にエポックメイキングと言えるのが次の 2 点です。


Putty D2D/DW がリリースされた。
SSH クライアント Putty の派生版です。特長は Windows7/8 上でのフォントレンダリングに DirectWrite を使用したものを選べることです。これにより、Windows においても(フォントさえ選べば)Mac 並みに美麗な表示が出来るようになりました。
Ricty が公開された。
プログラミング用としては決定版とも目されるフォントです。元から人気の高かった InconsolataM+ フォントを組み合わせ、更にいくつかのカスタマイズが施してあります。これで、日本語環境でも快適なターミナル環境が使えるようになりました。

両者を組み合わせることでお手軽に快適な環境が得られるわけですが、ここはもう少し踏み込んで自分好みの環境にしてしまいたいところです。

つまり何が言いたいかというと、

半角フォントはやっぱり Proggy Clean の方がかっこいい!

ってことです。そこで Ricty の半角フォントだけを Proggy Clean に置き換えてみました。誰得なんでしょうね? まさに俺得です。

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【Vim】Powerline でリッチなステータスラインを使う

【注意】

本記事で解説している vim-powerline はすでに deprecated とされており、開発が停止され、メンテナンスも行われていません。可能ならば、以下の記事で解説しております、powerline への乗り換えをオススメします。

PYTHON 版 POWERLINE を使ってみる
https://blog.delphinus.dev/2013/04/use-python-powerlin.html

前置き

Vim の設定においてステータスラインのカスタマイズは最もハマるものの一つだが、Powerline を使うとカコイイステータスラインが簡単に使えていい感じ。プラグインを導入する(+ いくつかの設定)だけで次のようなステータスラインがすぐ使える。

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このプラグインが特徴的なのは、そのために専用のグリフまで用意しているところ。スクリーンショットで情報の境目に使われている のような記号がそれである。

これは既存のフォントに FontForge を使ってパッチを当てることで作成されるのだが、FontForge が簡単にインストールできる Linux、Mac OS X ではいざ知らず、Windows 環境ではなかなか大変。今回は cygwin を使うことで Windows 環境でフォントにパッチを当ててみた1

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自家用 Dropbox? な vbox を使ってみる

自前のDropboxを実現する1ファイルのシェルスクリプト「vbox」 – MOONGIFT|オープンソース・ソフトウェア紹介を軸としたITエンジニア、Webデザイナー向けブログ
http://www.moongift.jp/2011/08/20110802-2/

早速使ってみたよ。以下の構成で試してみた。

機種(OS) ホスト名
サーバー Mac mini remora.cx
クライアント 1 Macbook Air remora-air2
クライアント 2 ホスト 1 上の Windows XP remora-air-win

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